「人生100年時代」を生きるって・・
もう7月も終わり。100年を長いと感じるか、短いとみるか、幸せのゴールはどこなのか?
今年前半は親の介護という避けては通れない問題に直面した。
今年86歳を迎えた母は、長年の農作業で膝を痛めてしまい、歩行が困難になって
介助が必要になり生活全般を家族でサポートするようになりました。
このまま寝たきりになっていくんだろうか。。。と家族は心配したが、
元来あきらめることを知らない母は、気丈にも元の自分に戻りたい一心で
治療を受け、幸運にも最適な補助器具に出会うことができた。
歩くという目標を持ったことで、見えづらかった両眼の手術も乗り越えて
再び一人で歩ける自由を得たのです。
母のこの喜びはとても大きいに違いない。
誰かの助けを必要とする人がいて
誰かを助けたいと思う人たちがいて
それらがうまく出会うと奇跡がおきる。
日頃何気に使っている言葉
「お陰様で~」
「おせわになります。」
この言葉の尊さを改めて思う。
「母ちゃん、100歳まであと14年あるよ~」と私が言ったら
「へぇ!まだそんなに生きるの~?」と母は笑った。
あとどれ位の時間を共有できるのだろう
切なさといとしさが交差する
これからも母のサポートを続けながら、身の丈で今自分の出来ることを
大切にしていきたいと思うこの頃である。
中断していた工房の作業も再始動だ
家族が元気でいること、好きな仕事を続けられること、
誰かとつながっているという安心感。
それも幸せのゴールへの道なのかな
工房に吹く風が心地よく感じられた。
あなたにとってのゴールへの道は何でしょう~?
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